パルシステムのレシピ付き食材セット「3日分の時短ごはんセット」を使っている私が率直な感想を口コミレビューします。
そんなに高いわけでもないのに安全性が高くて人気のパルシステムですが、レシピ付き食材セットの使い心地はどうなんだろう?と最初は気になりますよね。
- おいしいのかな?
- 簡単に出来るのかな?
- 日にちは持つのかな?
- 他社と比べてどうかな?
わたしはパルシステムをはじめ、多くの食材宅配サービスのミールキットを使ってきました。
このサイトでも13サービスのミールキットを比較しているので、他社のミールキットとの違いもそこそこ詳しいです。
パルシステムのミールキットは3タイプ
パルシステムのミールキットは3タイプあります。
食材とレシピが1食分セットになったいわゆるミールキットの他に、3日間で使い回すレシピ付き食材セット、5~6種類のお惣菜が作れるレシピ付き食材セットがあります。
- お料理セット
- 3日分の時短ごはんセット
- わが家の常備菜セット
今回、ご紹介する体験レビューはレシピ付き食材セット「3日分の時短ごはんセット」です。
ミールキット「お料理セット」は別記事でご紹介しています。
「わが家の常備菜セット」は追って後ほどアップします。
レシピ付き食材キット「3日分の時短ごはんセット」を注文
3日分の時短ごはんセットは3日間で使い回す食材とレシピが届くセットです。
注文したのはこちらの献立。
注文はセットでカートに入れます。
週によって食材が変わるので値段がかわりますが、2人分で3,200~3,600円(税込)くらいです。
今回は3,267(税込3,529)円でした。
ちなみに3人分もありますが、値段はちょい増しくらいで2人分とそんなに変わらない週も多いです。
逆に言うと2人分だと材料が余る週も多いです。
今週の「3日分の時短ごはんセット」の食材一覧です。
パルシステムの嬉しいところは不要な食材は抜いて注文できるのです。
なかには嫌いなメニューがある週もあるし、家に材料が余っている場合もあるので、このシステムは素晴らしいと思っています。
今回はこのまま削除なしですべて注文しました。
3日分の時短ごはんセットが届きました
3日間で使い回す食材とレシピが届きました。
生のお野菜や半加工食品、冷凍食品などが様々組み合わせられています。
3日分の材料すべて
- (冷凍)産直豚ロースの照り焼き用 1パック(210g)
- (冷凍)三陸産やりいか(リングカット) 1袋(200g)
- (冷凍)北の包み焼(塩こしょう味) 2パック
- (冷凍)おくらとなめこの山芋和え 4パック
- (冷凍)さんまつみれ汁 2パック
- (冷蔵)半熟味付玉子 3個
- (常温)ブロッコリー 1個
- (常温)にら 1束
- (常温)大根(カット) 1/2カット
- (常温)とらまき茸 1パック
- (常温)国産野菜のしょうがスープ ×4食
「3日分の時短ごはんセット」3日分のレシピはA4のカラーコピー1枚にまとまっています。
3日分のレシピ
セットを注文しない場合でも、公式サイトからレシピは見れますし印刷も出来ます。
3日分の時短ごはんセット作ってみた
- 1日目 北の包み焼き、さんまのつみれ汁、他
- 2日目 産直豚ロースの照り焼き、他
- 3日目 いかと大根のうま塩中華炒め、他
1日目 北の包み焼き、さんまのつみれ汁、他
1日目はこちらの3品です。
- 北の包み焼き
- さんまのつみれ汁
- おくらとなめこの山芋和え
- 味 ★★★★★
- 量 ★★★★☆
- 簡単さ ★★★★☆
レシピはこちら。3品作るので1品だけのミールキットよりは工程が多いです。
材料の黄色いマーカーはセットに入っている食材です。
マーカーのない「葉ねぎ」「すだち」は好みでトッピングしましょうとのこと。
注文時からレシピは確認出来るので、必要なら合わせて注文しとけばOK。
- 北の包み焼 2個
- おくらとなめこの山芋和え 2パック
- さんまつみれ汁 1パック
- 大根(カット) 1/4本
- とらまき茸 1パック
大根、とらまき茸をカット。
本当は大根は1日目の細切りだけでいいんだけど、また包丁出すのも面倒なので、自己判断で3日目のいちょう切りも済ませてしまいました。
お鍋でカットした大根、とらまき茸を煮て、さんまつみれ汁のスープを入れます。
ここで間違えまして3日目のしょうがスープを入れてしまいました。
野菜が煮えたら、さんまのつみれのタネをスプーンで丸めて入れます。
「北の包み焼き」は紙焼き風に見える感じで、漉いた紙のような印刷のプラフィルムに包まれています。
このままレンジにかけます。
おくらとなめこの山芋和えは解凍するだけです。
「北の包み焼き」はレンチンしただけなのに意外においしい。「おくらとなめこの山芋和え」は普通。
さんまのつみれ汁はとってもおいしかった!!
でもスープは「さんまのつみれ汁」用のじゃなくて、生姜スープを間違えて入れて入れちゃったんで、本当のレシピじゃないんだけど。
後日、ちゃんと「さんまのつみれ汁」用のスープでも作ってみました、もちろんそちらでもおいしかったです。
でもやっぱ、間違えた今回の生姜スープの方が絶品でした。怪我の功名ってやつですね。
2日目 産直豚ロースの照り焼き、他
2日目はこちらの3品です。
- 産直豚ロースの照り焼き
- ブロッコリーと半熟卵のサラダ
- にらのみそ汁
- 味 ★★★★☆
- 量 ★★★★☆
- 簡単さ ★★★★☆
レシピはこちら。
油、マヨネーズ、和風だしの素、みそなど基本調味料は付いてこないので、自宅のものを使います。
- 産直豚ロースの照り焼き用 1パック
- 半熟味付玉子 3個
- ブロッコリー 1/2個
- にら 1/2束
ブロッコリー、ニラ、煮玉子をカット。
本当はニラは2日目分を細かく刻むだけでいいんだけど、また包丁出すのも面倒なので、自己判断で3日目分の4cmに切るというのも済ませてしまいました。
ブロッコリーはレンジチンします。
カットした味付け卵とブロッコリーをマヨネーズで和えます。
申し訳有りません、写真がありませんが、味付け肉はフライパンで焼くだけ、ニラも味噌汁に入れるだけ。
味付け肉は焦げやすくて焦って焼いたから写真撮れなかったけど、お肉は臭みがないのに旨味はあって、甘辛の味付けもとってもおいしかったです。
ブロッコリー卵のサラダはマヨネーズと和えただけだけど、ただのゆで卵じゃなくて味付け卵だから、見た目にも味にも少し手をかけた感が出るけど、まぁ普通においしかったです。
ニラの味噌汁もニラ入れただけなので当然普通。
3日目 いかと大根のうま塩中華炒め、他
3日目はこちらの3品です。
- いかと大根のうま塩中華炒め
- ブロッコリーのホットマリネ
- 国産野菜のしょうがスープ
- 味 ★★★☆☆
- 量 ★★★☆☆
- 簡単さ ★★★★☆
レシピはこちら。
酒、鶏ガラスープの素、片栗粉、ごま油など基本調味料は付いてこないので、自宅のものを使います。
- 三陸産やりいか(リングカット) 1袋
- ブロッコリー 1/2個
- にら 1/2束
- 大根(カット) 1/4本
- 国産野菜のしょうがスープ 2食
ブロッコリーはレシピでも2日目に全部切ってしまってよい指示だったけど、わたしは面倒くさがりなので、自己判断で1日目には大根、2日目にはニラも全部切ってしましました。
というわけで、イカはもとからカット済みのものだし、この日は包丁の出番なしで済みました。
ブロッコリーはレンジチン。
酢、胡椒、醤油、オリーブオイルを自分で調合して味付け。
フライパンにごま油を熱し、イカと大根を炒めます。
ニラを加えてさっと混ぜ、レシピどおり自分で調合した合わせ調味料(鶏ガラスープ、酒、砂糖、塩、片栗粉)を加えます。
生姜スープはお湯で溶くだけで完成!!(間違えて1日目に使ってしまったので、代替えで似たようなものを適当に作りました)
大根って煮がちだけど、こういった炒め煮ってのもあるんですね。
自分では作らない料理だから勉強になりました。
お味もなかなかおいしかったです。
ブロッコリーは不味くはないけど、個人的にはあんまり好みの味付けではなかったかな。というかブロッコリーが2日続いたから飽きていただけかも。
一人暮らしのわたしの場合、2人分を2食に分けて食べるので、4食ブロッコリーが続いたってのもあるので、家族と食べる方なら大丈夫かも。
3日分の時短ごはんセット料金はいくらかかる?
1食あたりいくら?
1人1食あたり500円前後
人数 | 金額(税込) | 1食あたり(税込) | 1人分1食あたり(税込) |
2人分 | 3,200~3,600円 | 1,066~1,200円 | 533~600円 |
3人分 | 3,500~4,500円 | 1,166~1,500円 | 388~500円 |
4人分(2×2) | 6,400~7,200円 | 2,133~2,400円 | 533~600円 |
5人分(2+3) | 6,700~8,100円 | 2,233~2,700円 | 446~540円 |
毎週使うと月額いくら?
1年間52週÷12ヶ月=1ヶ月4.3週として計算
人数 | 1ヶ月4.3週(税込) |
2人分 | 13,760~15,480円 |
3人分 | 15,050~19,350円 |
4人分(2×2) | 27,520~30,960円 |
5人分(2+3) | 28,810~34,830円 |
高いと感じるか安いと感じるかは、ご家庭によって様々かと思いますが、他社のミールキットを沢山利用してきている私が判断しますと、良心的な価格だと思います。
パルシステムの食材は安全性も高いことも加味すると、寧ろ相当お安いとすら感じます。
4人分以上だと実質もう少し下がる
「3日分の時短ごはんセット」に入っている食材は余るものもあります。
例えば4パック入りのものが1セット入っているなら、通常なら2人分なら2パック余ります。
4人家族だからと普通に2セット購入すると4パックも余ってしまいます。
4人以上のご家族の場合は注意して下さい。
パルシステムは不要な食材だけキャンセル出来るので、2セットでカートに入れてから不要な食材はキャンセルすれば、その分は値段が下がります。
さらに割引制度もある
さらに、毎週お届け登録をすると3%OFFなります。
不要な週はキャンセルしてお休み出来るので、利用頻度が高そうなら登録しちゃった方がお得です。
3日分の時短ごはんセットのよかった感想
- 工程が少なく簡単で時短
- 手作りらしい味でおいしい
- 安全性は高いので安心
- 食材が余るのでコスパがよい
工程が少なく簡単で時短
生や冷凍の食材の他に半加工食材も上手く取り入れれており、時短セットって名前のとおり作業工程も少なく、3日間ともとっても簡単ですぐ出来ました。
手作りらしい味でおいしい
わたしは加工品にありがちな既製品ぽい味がするのが苦手なのですが、こちらのセットに使われている加工品は変な味がしなくて、手作りらしい味に仕上がりました。
お料理も殆どおいしかったですし大満足でした。(怪我の功名で出来たオリジナルさんまのつみれ汁は絶品でした(笑))
安全性は高いので安心
他記事で調査してまとめましたが、パルシステムの安全性はとても高いです。
・低減農薬、残留農薬検査実施(国基準の1/10)
・放射能検査実施(国基準の1/10が主)+結果公表
・化学調味料不使用、有害添加物は不使用
・厚生労働省が認可(1,519物質)の25%を使用不可
情報元:パルシステム
参考までに他社のことも記載しておきます。安全性が高い順に並べるとこのようになりました。
安全性の他社比較が気になる方は別記事をご覧ください。
食材が余るのでコスパがよい
何個かづつ入っている商品は材料が残るものがあります。今回残ったのはこちらの3点。
- おくらとなめこの山芋和え 2パック
- さんまつみれ汁 1パック
- 国産野菜のしょうがスープ ×2食
余ったものはもう1食分の副菜になるので、実質3日分以上です。
今回は総額で3,267(税込3,529)円/2人分でしたので、1人1食あたり588円(税込)でした。
- 2人1食あたり1,089(税込1,176)円
- 1人1食あたり544(税込588)円
コープデリの副菜付きミールキットも税込580円くらいで同じですが、パルシステムの「3日分の時短ごはんセット」は食材が余ることを考えるとコスパがよいと思います。
3日分の時短ごはんセットの悪かった感想
- 同じ食材が続くものがある
- 1食づつになっていないので間違えやすい
- 在宅か置き場所が必要
同じ食材が続くものがある
届いた食材を使い回すので、同じ食材が続きます。
今回ですと大根は1日空きましたが、ブロッコリー、ニラは2日続きました。
一人暮らしのわたしの場合、2人分を2食に分けて食べるので、4食ブロッコリーが続きました。
個人的にブロッコリーがそんなに好きではないのもあり、最後はちょっと飽き飽きしていました。
家族と食べる方なら一人暮らし程は続けて食べる必要ないので大丈夫かもですね。
1食づつになっていないので間違えやすい
初日の「さんまのつみれ汁」のレシピに「スープ」と書いてありました。
本来は「さんまのつみれ汁」に「スープ」が付いていたのですがあまり目立たず、ついついあからさまに「スープ」として存在感のあるインスタントの「国産野菜のしょうがスープ」を使ってしまいました。
ミールキットですと1食づつセットになっているものが多いので間違えにくいのですが、バラバラに届く食材セットですと間違いが起きやすいです。
在宅か置き場所が必要
パルシステムを受け取るには在宅しているか、玄関周りなどに置いておける場所が必要になります。
常温、冷凍、冷蔵など分かれているので、積み上げるとかなりの高さです。
こちらはパルシステムに限らず、自社便での配送サービスの場合は基本的に同じです。
オートロックマンションなどで置き場所がなく、在宅も出来ない方はヤマト運輸で届くオイシックスなどか、自社便でもマンションの宅配ボックスに入れてくれるヨシケイを検討してみて下さい。
他社の食材セットとの違い
パルシステムの「3日分の時短ごはんセット」に似た商品は、オイシックスの「ちゃんとオイシックス」3daysしかありません。
1日ごとではありますが、ヨシケイのミールキットの多くは未カット食材なので、「3日分の時短ごはんセット」に似ています。
ということで、オイシックスとヨシケイと比較してみました。
オイシックスVSパルシステム
パルシステムの「3日分の時短ごはんセット」に似た商品の、オイシックスの「ちゃんとオイシックス」3daysと比較してみます。
オイシックスの「ちゃんとオイシックス」は5daysもありますが、パルシステムの「3日分の時短ごはんセット」は3日分しかありません。
オイシックスも安全性には拘っていますが、パルシステムの方がより安全性が高いです。
お値段はパルシステムの方が500円くらい安いです。
パルシステムは不要な食材はキャンセル出来るのに対し、オイシックスは不要なものを抜くことが出来ません。
ヨシケイVSパルシステム
ヨシケイにはパルシステムの「3日分の時短ごはんセット」のように3日分の食材セットはありませんので、ヨシケイの1日ごとのセットを3日分注文したとして計算してみました。
パルシステム 3日分の時短ごはんセット | ヨシケイ プチママコース | ヨシケイ 定番コース | |
品数 | 3品 | 2品 | 3品 |
調理時間めやす | 10~30分 | 20分 | 30~35分 |
3日間(2人分) | 3,200~3,600円 | 3,300~4,440円 | 3,510~4,470円 |
*ヨシケイプチママは5日間で注文すると3日あたり3,396円になります。
パルシステムの方が少しお安いです。
ヨシケイは無料配送に対し、パルシステムは1回ごとに配達手数料(198~220円(税込))がかかりますが、手数料を加味してもほんの少しだけパルシステムの方が安く付きそうです。
さらにパルシステムはベビー特典、キッズ特典などで手数料が無料になる(地域によって多少異なる)ので、小さなお子さんがいる家庭は確実にパルシステムの方がお安いです。
ヨシケイと比べると、パルシステムの方が断然安全性が高いので、お子さんがいる家庭ならパルシステムの方がいいかもしれません。
3日分の時短ごはんセット体験談まとめ
パルシステム「3日分の時短ごはんセット」を使ってみた感想や使い心地を口コミレビューしました。
簡単にまとめると。
- 工程が少なく簡単で時短
- 手作りらしい味でおいしい
- 安全性は高いので安心
- 残った材料でもう1食出来た
- 同じ食材が続く
- 1食づつになっていないので間違えやすい
- 在宅か置き場所が必要
パルシステムに限らず「レシピ付き食材宅配」を利用している人の共通した感想はこちらです。
- 献立を考える悩みから開放された。
- 買い物行く回数が減るので時間の余裕が出来た。
- 食材が無駄に余ることが減った。
- 料理のバリエーションが増えて食卓が明るい。
- 簡単だから家族が作ってくれた。
自分の時間も取れるようになったし、時間の余裕も出来て家族にイライラする事も減りました。
簡単に色々作れて楽しいし、1人でも色んな食材が摂取出来るので体の為にもよかったと思う。
値段は高くないけど安全性の高い食材が届く
✔食材の安全性にこだわる方
✔食品、日用品も一緒に買いたい方
✔小さいお子さんがいる家庭
✔コスパよい食材キットが使いたい方
✔骨取り魚など便利な食材が欲しい方
✔チケットなども安く手に入れたい方
子供に食べさせられる安心食材を、家計を気にせず利用できるのはパルシステムだよ。
ここまで読んでパルシステムが気になってきた方は、「3日分の時短ごはんセット」をお試ししてみたい!と思うと思うのですが、残念ながらパルシステムのお試しセットには「3日分の時短ごはんセット」などのミールキット類は含まれていません。
とは言え、お試しに入ってくる定番商品はパルシステムでも自信の商品なのか?飲むヨーグルトとかポークウインナーとか本当にとってもおいしいです。
品質だけでも「おためしセット」で確認できると安心できますよね。
定番満足おためしセット
2,000円相当が送料無料で1,000円(税込)
入会やお試しが混み合っていて、一時期的に、東京、神奈川はお試しが中止されていましたが、現在は申込み再開されています。